設立後の運営とお金
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ひとり社長の年末にやること|ふるさと納税・iDeCo・共済・役員報酬・年末調整を11月・12月・1月のチェックリストで【2026年版】

ひとり社長の年末にやること
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📢 本記事は、副業から合同会社を設立して4年目のゴウ(9月決算)が、自分の経験と国税庁・総務省・中小機構・iDeCo公式・厚生労働省の公開情報をもとに書いています。制度の数値は2026年10月時点(令和8年分の改正を反映)のものです。日付は年によって動くので、必ず各機関の最新の案内で確認してください。個別の税務判断は税理士にご相談ください。一部にアフィリエイト広告(PR)を含みます。

ひとり社長の年末は、会社員のころより「年内に済ませないと損をすること」が増えます。ふるさと納税、iDeCo、小規模企業共済・経営セーフティ共済、役員報酬、年末調整、そして1月の提出物。どれも単体の記事はありますが、「いつまでに・何を・どの順番で」を1枚にしたものがなかったので、11月・12月・1月に分けたチェックリストにまとめました。

ゴウ
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私の年末は毎年ほぼ同じで、①小規模企業共済・経営セーフティ共済の前納や増額、②iDeCoの掛金の見直し、③ふるさと納税を12月に上限まで、④税理士との年末の面談、の4つです。面談では決算の数字と役員報酬の確認に加えて、「共済や寄附など、年内に済ませるものは済んでいますか」と毎年確認されます。この記事は、その確認をそのままリストにしたものです。

結論:11月は「申込」、12月は「決済」、1月は「提出」

ひとり社長の年末の流れ
📝
11月:申込・変更
共済の前納・増額、iDeCoの変更届、年末調整の書類、(9月決算)申告・納付
›
💴
12月:決済・精算
ふるさと納税を12/31まで、役員報酬の方針、年末調整の精算
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📮
1月:提出
源泉所得税の納付、給与支払報告書、法定調書、償却資産申告
共済とiDeCoは「12月に払いたい」なら11月中に手続きが要る。ここが会社員時代と一番違うところです

11月にやること

項目期限・目安やること根拠
【9月決算】法人税・消費税の申告・納付11月30日(2026年は月曜)税理士から申告書の控えを受け取り、来期の役員報酬の原資(利益)を確認国税庁「申告・納付期限」
小規模企業共済の前納12月に前納して今年の控除にするなら11月20日ごろ必着(令和7年分の実績。2026年版は中小機構の案内で確認)「掛金一括納付申請書」を提出。増額は委託機関の窓口で月末まで(その月分から)中小機構 年末スケジュール
iDeCoの掛金変更運営管理機関の締切(12月分=2027年1月引落から新上限)「加入者掛金額変更届」。上限が6.2万円に上がっても自動では増えない。変更は年1回iDeCo公式・厚労省
控除証明書を集める小規模企業共済は11月中旬、iDeCoは10月ごろ、生命保険・地震保険は10〜11月年末調整(自社)で「小規模企業共済等掛金控除」「生命保険料控除」に添付中小機構・国民年金基金連合会
年末調整の書類を自分に配る12月の給与計算まで扶養控除等申告書・保険料控除申告書・基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書(令和8年分は新様式)国税庁 年末調整のしかた

9月決算のひとり社長は、11月に「申告・納付」と「来期の報酬の原資の確認」が重なります。3月決算なら申告は5月、11月は共済とiDeCoだけです。

📌 【2026年だけの注意】小規模企業共済の現金納付は12月末で終了
  • 2026年12月末で現金納付が終了し、2027年1月から口座振替に統一されます。現金で払っている人は12月初旬までに口座振替の変更手続きを(委託金融機関の口座が必要。ネット銀行は原則不可)
  • 2026年分の控除に入れたいなら:前納の「掛金一括納付申請書」は11月20日必着、口座振替での増額は10月までの申込、現金での増額は12月の窓口最終営業日まで。11〜12月のオンライン手続き・「現金なし」の加入や増額は2026年分の控除になりません
  • 出典:中小機構「商工共済ニュース 2026年秋号」・共済FAQ(2026年11月時点)。制度の全体は「小規模企業共済は合同会社の役員も入れる?」
⚠️ 小規模企業共済の前納で間違えやすいこと
  • 控除できるのはその年に実際に払った掛金。1年以内(12か月分まで)の前納は払った年の控除になるが、13か月以上前納した分は翌年以降の控除
  • 前納すると「前納減額金」(掛金月額×0.9/1000×前納月数)が翌年6月に戻ってくる
  • 12月の口座振替日(令和7年は12月18日)に振替できないと年内の再振替はない。残高に注意
  • 増額した月の分から増額。さかのぼって増額はできない

12月にやること

項目期限・目安やること根拠
ふるさと納税12月31日の決済まで上限は役員報酬で決まる(ひとり社長のふるさと納税)。確定申告する年はワンストップ特例が無効。5団体以内なら申請書を翌年1月10日必着で総務省
【9月決算】役員報酬の改定12月末(期首から3か月以内)定期同額給与の改定のラストチャンス。決定書を作って保管タックスアンサーNo.5211
【3月決算】来期の報酬方針12月のうちに来期(4月〜)の役員報酬額と、賞与を出すなら事前確定届出給与の設計を税理士と決めておく同上
iDeCoのオンライン変更e-iDeCoは12月1日〜12月24日書面は運営管理機関ごとに締切が違う。12月分に間に合わないこともある厚労省(2026年12月改正)
【3月決算】期末対策の仕込みセーフティ共済の前納は振替希望月の5日必着(3月振替なら2月末〜3月5日に申出書)経営セーフティ共済の年払い(12か月分まで損金)、40万円未満の備品の購入は期末までに取得・使用開始中小機構・タックスアンサーNo.5408
年末調整の精算12月の役員報酬で還付・徴収を12月の給与で精算。源泉徴収票を自分(と家族従業員)に交付国税庁

役員には「決算賞与」の未払計上は使えません(使用人だけ)。役員の賞与は事前確定届出給与だけです(タックスアンサーNo.5350・5211)。

ゴウ
ゴウ
ふるさと納税は、役員報酬が期首に固定されているので上限が年初から分かります。私は退職して役員報酬を上げた年も、特に迷わずその年の見込みでふつうに寄附しました。迷うなら12月に慌てるより、11月のうちにシミュレーターに今年の役員報酬と共済・iDeCoの掛金を入れて、残りの枠を見ておくのが楽です。

1月にやること

項目期限(令和8年分)やること根拠
源泉所得税の納付毎月納付は1月12日(火)(1/10が日曜)、納期の特例は1月20日(水)年末調整の還付・徴収を反映した額で納付。納期の特例(常時10人未満)なら7〜12月分をまとめて国税庁 年末調整のしかた・No.2505
給与支払報告書2月1日(月)(1/31が日曜)役員・家族従業員の分を住所地の市区町村へ(eLTAX可)。2027年1月から「みなし提出」で税務署への源泉徴収票の提出は不要に国税庁 法定調書の手引・みなし提出
法定調書合計表・支払調書2月1日(月)税理士報酬などの支払調書と合計表を税務署へ国税庁
償却資産申告1月31日(2027年は日曜→自治体の案内で確認。例年2月初めにずれる)1月1日時点の備品を市区町村へ。免税点150万円でも申告は必要。即時償却したPCも申告対象(20万円未満の3年一括償却は対象外)東京都主税局
控除漏れの救済3月15日ワンストップの出し忘れ・医療費控除があるなら確定申告(その場合はふるさと納税も全件申告)総務省・国税庁

納期の特例は「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を出した翌月分から。私は使っておらず毎月10日に納付しています(年末調整と1月の提出物は税理士にお願いしています)。

2026年(令和8年分)に変わった数字

制度数字適用出典
基礎控除合計所得489万円以下 104万円/489万超655万以下 67万円/655万超2,350万以下 62万円(令和10年分以後は132万円以下 99万円・それ以外 62万円の見込み)令和8・9年分(12月の年末調整で精算)国税庁 No.1199
給与所得控除の最低保障65万円→74万円令和8・9年分国税庁 令和8年度改正
配偶者控除・扶養の所得要件58万円→62万円(給与136万円以下)令和8年分以後国税庁 No.1191
源泉徴収(月額表・甲欄)社会保険料控除後105,000円未満は0円令和8年1月〜令和8年分源泉徴収税額表
iDeCoの上限(企業年金なしの役員・会社員)月2.3万円→6.2万円。加入は70歳未満まで2026年12月1日(12月分=2027年1月引落から)厚労省
小規模企業共済月1,000〜70,000円。前納は12か月分まで当年控除現行中小機構
経営セーフティ共済月5,000〜20万円、累計800万円。前納は12か月分まで損金。解約後2年間の再加入掛金は損金不算入(2024年10月〜)現行中小機構・措法66の11
少額減価償却資産の特例30万円未満→40万円未満(年300万円まで)2026年4月1日以後の取得分、2029年3月31日まで国税庁 No.5408
源泉徴収票のみなし提出給与支払報告書を市区町村に出せば税務署への提出は不要2027年1月1日以後国税庁

決算月によって12月の意味が変わる

9月決算(私)3月決算12月決算
11月申告・納付(11/30)+共済・iDeCo共済・iDeCoだけ共済・iDeCo+期末対策の準備
12月役員報酬の改定期限(期首3か月)来期の報酬方針を決める月期末。セーフティ共済の前納は12月5日必着、備品は年内に使用開始
1月提出物のみ提出物のみ提出物+決算準備
役員報酬の改定期間10〜12月4〜6月1〜3月

役員報酬の改定は「事業年度開始から3か月以内」。12月決算の会社だけは、年末対策と期末対策が同じ月に重なります。

ゴウ
ゴウ
9月決算にしたのは退職日が9月末でSESの案件が10月開始だったからですが、結果として「11月に申告、12月に来期の役員報酬を固める」という流れになり、年末に会社と個人のお金をまとめて見直す形になっています。年末調整と1月の提出物は税理士にお願いしているので、私が自分で動くのは共済・iDeCo・ふるさと納税の3つです。

年末チェックリスト(印刷用)

🗓️ 11月
  • 【9月決算】申告・納付(11/30)
  • 小規模企業共済:前納の一括納付申請書(11月20日ごろ必着)、増額は窓口で月末まで
  • iDeCo:掛金額変更届(上限6.2万円は届出が必要)
  • 控除証明書(共済・iDeCo・保険)をそろえる
  • 年末調整の書類(令和8年分の新様式)を自分に配る
🗓️ 12月
  • ふるさと納税を12/31までに決済。ワンストップ申請書は1/10必着、確定申告する年は無効
  • 【9月決算】役員報酬の改定は12月末まで/【3月決算】来期の報酬と事前確定届出給与の方針
  • iDeCo:e-iDeCoの変更は12/1〜12/24
  • 【3月決算】セーフティ共済の前納申出書(振替月の5日必着)、40万円未満の備品は期末までに
  • 年末調整の精算と源泉徴収票の交付
🗓️ 1月
  • 源泉所得税:納期の特例は1/20、毎月納付は1/12
  • 給与支払報告書を市区町村へ(2/1)。源泉徴収票の税務署提出は2027年からみなし提出
  • 法定調書合計表・支払調書(2/1)
  • 償却資産申告(1/31。即時償却したPCも対象)
  • 控除漏れがあれば3/15までに確定申告

まとめ

📝 この記事のまとめ
  • 11月は申込・変更(共済の前納・増額、iDeCoの変更届、証明書、年末調整の書類)。12月に払いたいなら11月中に手続き
  • 12月は決済・精算(ふるさと納税は12/31まで、9月決算は役員報酬の改定期限、年末調整の精算)
  • 1月は提出(源泉所得税1/20または1/12、給与支払報告書・法定調書2/1、償却資産申告)
  • 2026年分は基礎控除・給与所得控除・配偶者の所得要件が変わり、iDeCoは12月から上限6.2万円(届出が必要)
  • 私の年末は、共済の前納・増額、iDeCoの見直し、ふるさと納税、税理士との面談の4つ
Xでも発信しています

ひとり社長の制度の小ネタや、副業から法人化までの気づきを毎日投稿しています。

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副業から合同会社を設立して4年目のひとり社長/エンジニア
本業を持ちながら副業(口コミサイトと受託開発)を12年育て、本業と並行して合同会社を設立。その後、法人に一本化しました。いまはSESを本業に、自社Webサービスと口コミサイトを運営しています。立ち上げ前に自分が不安だったこと・迷ったことを、実際にどうだったかと一緒に書いています。
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